樹木、乾燥芝、ベント芝、厨房雑介、畜糞等を2トンダンプにて直接投入できる大型ホッパーをもち、燃却をよりパーフェクトなものにするためプッシャーによる燃却物の燃焼室への自動送りで燃え残りを低減させました。乾燥室から水分を抜くダンパー装置、ばい塵規制をらくらくクリアする2連乾式サイクロン方式などにより、水準を遙かに超えた優れた能力を発揮。しかも、操作が簡単で確実な上、卓抜な省燃費設計により燃料コストをギリギリまで抑えるなど、実用性、経済性に富んでいます。
世界中で発生している鳥インフルエンザに対応する為の、分解、移動、現場組立方式の焼却炉です。鳥インフルエンザに感染した鳥を、発生現場から移動させることが無いためウイルスの拡散を防げます。分解することにより、重量を分散させる事が出来るため10トントラック、2台分で移動できます。それにより山間部等道幅の狭い道路や、重量制限のある橋のある養鶏場にも搬入可能です。BSE対策用焼却炉で実績のある、逆燃・再燃・高燃方式(特許取得済)の高効率燃焼により、燃料使用量も少なくてすみます。
豚糞を焼却し、その廃熱を利用(サーマルリサイクル)して豚糞を乾燥させます。乾燥した豚糞は高温にて減菌されているため、オガ粉の代用品として再利用(リユース)出来ます。オガ粉の購入量も大幅に削減され、堆肥化する作業も軽減され高温減菌された敷き床が出来ます。
ゴミ処理施設の悩みの種が、生モノの焼却処理だという。生ゴミには飲料品や野菜、冷凍食品といった食品残渣を中心に、汚泥、動植物などが含まれる。処理分 類としては可燃物扱いだが、燃えやすいモノと混焼すると生モノだけが完全焼却できず、炉の底に残る。このため生ゴミの焼却は投入する重油の量が多めにな り、燃費が高くつく。一般的な焼却炉としては「直燃炉」「ガス化炉」「逆燃炉」の3型があるが、いずれも生モノ処理に難点があり、ダイオキシンの発生や爆 発の危険性が指摘されるなど、問題を抱えていたのが現状だった。
だが同社が開発した新焼却装置「ケマドーラ」(スペイン語で焼却炉の意)は、生モノを特殊装置による燃焼システムで助燃バーナーを使うことなく可燃物と混 焼でき、また排ガス中の悪臭・黒煙などの排出を大幅に低減できるという。特にダイオキシン類の生成を極小に抑制できるのが大きな特長だ。厚生労働省の排出 基準は5ng-TEQ/m3Nだが、同装置では0.96ng-TEQ/m3N。 2002年12月に実施される新基準値もクリアしている。
(財団法人 大阪産業振興機構のパンフレットより引用)
優れているのは機能だけではない。抜群のコストパフォーマンスを発揮する。例えばある乳製品工場で同装置を稼動させたと ころ、年間1、200万円の経費削減が実現したという。同工場では1日に返品・期限切れ牛乳やコーヒー糟などの生ゴミが2トン、可燃物と合わせ計4トンの 廃棄物が出ていたが、これまでは産廃業者に引き取ってもらい1日12万9、000円を支払っていた。年間ベースで3、800万円の出費である。
一方、ケマドーラの導入コストは6、500万円。 年利3%の5年均等返済とし、加えて燃料費・人件費・電気水道代・メンテ費用・焼却灰の処分費用を含めると年間2、600万円の経費で収まる。差し引きで 年間1、200万円の経費がカットできるという。 それだけではない。 2002年12月から焼却炉の規制強化が行われ、ダイオキシン排出基準が厳しくなる。操業中止に追い込まれる産廃業者が多数出ると予測されているが、これ に伴う影響でさらなる経費削減が見込めるという。
「規制強化で2002年中に業者数は半減します。つまり、それだけ引取費用も上がります。個人的には 100%ほど上昇すると見ていますが、仮に50%アップしたとしても、10年間で3.7億円の経費が削減できると見ています」
Copyright (C) 株式会社ケマドーラ All Rights Reserved.